活動報告(令和4年度) |
司会は加島篤人副会長兼事務局長(高34) | |
開会の挨拶は金子憲二新会長(高13) | 講師紹介は高橋 篤副事務局長(高37) |
大勢の方が参加しました。 | 講師の中島涼輔氏 |
スライドを使っての講演でした。 | |
45分の講演でした。 |
開会の挨拶 加島篤人副会長兼事務局長 (高34) | 岩堀弘明会長 挨拶 |
関口一郎顧問 挨拶 | 左側は議長に選出された佐藤 明監事(高20)右側は協議事項を説明する原 宗康副事務局長(高41) |
大勢の方が参加しました。 | 協議事項の続きを説明する高橋 篤副事務局長(高37) |
新任の挨拶をされる金子憲二新会長(高13) | 総会終了後記念講演がおこなわれました。 |
記念講演を行う田中 敦氏(高34) | スライドを使用して講義は行われました。 |
2022年が明け、新型コロナ感染者数のピークを2月に迎えて以降、幸いなことに感染者数は減少の一途をたどっています。いよいよこの6月には2年ぶりに、外国人観光客への一部受け入れ開始となり、いよいよコロナ禍にも明るい兆しが見えてきました。
そうした6月11日、春季散策会としては、2019年以来3年ぶりに開催することができました。今回は2月発行の会報でもご案内の通り、千代田区九段坂下にある「昭和館」を訪れました。
この「昭和館」は主に戦没者遺族をはじめとする国民が経験した戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃まで)の国民生活上の労苦についての歴史的資料・情報を収集、保存、展示し、後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する施設で、平成11年3月に開館しました。
この設立に、当会会員の佐々木典夫さん(高12回)が厚生省在職中に携わっておられ、今回の散策会にあたり佐々木さんにご紹介いただき、当日は、先方より特別な計らいを頂いたことをここでご報告するとともに、深く謝意をお伝えしたいと思います。
当日参加者は19名、10時に昭和館に到着、事務局長のお出迎えを頂き、一同ご挨拶させて頂いたのち、早速7階の常設展示室へ移動し、職員の方にご案内を頂きながら見学をしました。階下の6階にかけて戦前戦後の暮らしについて、実に多くの展示資料が当時の様子を詳細に伝えており、当時を知らない我々世代でもとても興味深く見学することができました。また当時を体験している先輩方においては、思い出深く皆さんにその体験をお話しされていたのが印象的でした。
その後、1階のシアターに移り戦前戦後に映画館で上映されていたニュース映像を見学、戦前戦後の人々の暮らし、時代の空気感を伝える貴重な映像資料に時間を忘れて見入ってしまいました。
この他にも図書フロアがあり、写真集をはじめとして多くの図書、雑誌が自由に検索閲覧することが可能で、今回は時間が取れませんでしたが、改めて見学したいと思いました。
こうした展示物を通して、『「戦争」がどのように人々の暮らしの中に暗い影を落としているか』を改めて知ることのできる、非常に貴重な資料館であることが分かりました。薄れゆく戦争の記憶を風化させてはいけないと、戦争が行われている今だからこそ、改めて強く感じられる散策会になりました。
見学を終えて、昼食は御徒町に場所を移し宴席を設けました。感染防止に関しては配慮しつつ、久しぶりに顔を合わせる方、初めて参加される若手の方との交流を深めることのでできた1日となりました。 事務局 原 宗康(高41)
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