活動報告(平成25年度)



平成26年3月26日春季ゴルフ大会が開催されました。見出し

   ゴルフ大会は3月26日(水)日本カントリークラブにて開催され、35名の参加を得ました。優勝は島田邦生(12回)でした。

穏やかな天候の中第5回初雁会ゴルフコンペに参加して

初雁会主催の第5回ゴルフコンペは春の彼岸明けの3月26日、宇津木 清先輩(7回卒)のお計らいにて、越生の日本カントリークラブで総勢34名参加のもと開催されました。当日は曇り空でしたが風も無くとても穏やかなゴルフ日和でした。我々のパーティーは同期の塩野寿道君、川野健一君の3人。カートでのプレーは移動するたびに会話が弾み、関西で過ごした川野君の半生を聞きながら、関東中心で生活してきた塩野君と私とは、関西に縁があったこと、結婚相手のこと、仕事のこと、家族で関東に戻ってきたことなど等、まるで人に歴史あり、山あいのゴルフ場を借景にした舞台でも観ているような不思議な感じの1日であり、ゴルフをしていても次の展開のほうが気になったりして、まったく拘りのないゴルフが出来たのが結果として運を呼ぶことになったようです。 川野君、塩野君、楽しいひと時を感謝です。 同窓の方々とこのような一時を楽しめるのも、初雁会に参加出来たからだと思っています。これからも宜しくお願いします。優勝の報告とお礼まで。島田邦生(12回)



平成26年3月17日春季講演会が開催されました。

               『地熱発電とは―現状と未来―』

 昨年に引き続き本年も三月十五日に第二回の春季講演会を開催いたしました。講師として九州大学名誉教授(川高18回)、理学博士の江原幸男(えはらさちお)氏をお迎えして講義をいただきました。江原氏は狭山市に生まれ、川越高校を卒業後、北海道大学に進学、地球物理学を専攻し火山の研究をされました。その後九州大学の地熱発電研究室に招かれ、研究の傍ら、各地の地熱発電のプラントの監修を行ってこられました。この間NEDO地熱開発促進調査委員長、日本地熱協会理事、日本地熱学界会長などを歴任され、現在では地熱発電のPR活動をされています。
地熱発電とは

地球にはたくさんの熱が蓄えられていますが、深さ何千キロという超深部の熱は使用できません。現在では内部にある高温の岩石で温められ、軽くなって上昇し(熱水)、比較的浅いところ(深さ1〜3q程度)に溜まったもの(地熱貯留層)をボーリングして取り出すことによって利用しています。

MX-2311FN_20140319_114808_001.jpg地熱発電では、その地熱貯留層(例えて言えば畳が十分熱い水を吸った状態)を地表から探し出し、それをめがけてボーリング坑を掘り、蒸気や熱水を取り出すことから始まります。こうしてできた井戸を生産井と言い、地熱貯留層から高圧の熱水が上昇し沸騰することにより、出口では蒸気と熱水の混合物が生じます。発電には蒸気しか使えないためにセパレーターにより蒸気と熱水を分離し、その蒸気によりタービンを回し発電するという仕組みです。熱水の方は還元井を使い地下に戻すという発電システムになります。地熱発電を始めるにあたっては、まず調査を行い地中構造の概念モデルを作成し、どの程度の発電が可能かを調べます。そのあと環境アセスメントに4年程度かかるため実際に営業開始するまでには10年ほどかかってしまいます。しかし、他の再生可能エネルギーとの比較においての優位性を考えると、@CO2の排出が少ない A設備利用率が70%と高い B日本はアメリカ、インドネシアに次いで世界第3位の熱源大国である といった点が優れています。3.11大震災以前は、原子力の陰に隠れて地熱利用は長らく停滞しており、その証拠にその研究に割かれる国家予算もわずかなものでした。一方世界においては特に欧米が具体的な数値目標を立てて積極的に行動しています。(タービンはほとんど日本製、日本の技術が活躍している。)しかし、3.11以降はエネルギー政策の見直しとともに、注目を集めています。
地熱発電の三重苦
わが国には莫大な地熱資源があるものの、現在ではその数%しか利用されていません。その理由としては@発電コスト問題 A国立公園問題 B温泉問題です。@    は石炭火力のコストの23倍のコストがかかっていますが、今後の官民の取り組みで積極的にコストを下げる努力が必要になります。A    その性格上国立公園内に発電所が設置できないのがネックとなっていますが、次第に緩和されつつあります。B    温泉が枯れるのではないかという心配から計画がとん挫することがあります。日本では技術的に解決しているので、過去に温泉が枯渇した例はなく、発電による熱水も地下へ戻すことが行われています。最近ではかなり理解が深まっています。

地熱発電の未来
CO2の排出量が少ない地熱エネルギーに対する期待度は高く、2050年に1990年比80パーセントのCO2排出量削減の目標を掲げている我が国において、今後地熱エネルギーの利用が進んでいくことは間違いありません。現在地熱発電は全体の発電量の0.3パーセントですが、2050年には10%を占めるとの試算もあります。このように、注目を集めながら普段なかなか知ることのできない地熱発電について、直接江原名誉教授からお話を伺い、参加した会員からも大変好評を得ることができました。
また今回はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)で物理関係を学習する現役の生徒も16名聴講し、たいへん刺激を受けたようです。今後もこのように有意義な講演会を企画してまいりたいと思います。
事務局


川越初雁会秋のゴルフコンペが開催されました。


   平成25年11月21日(木)に川越カントリークラブで催されました。

優勝者=
 堅木堅一(第8回卒)
 

優勝者の言葉 
絶好のゴルフ日和に恵まれ、第4回川越初雁会ゴルフコンペが川越カントリークラブで開催されました。
私は中コース第1組で細村淳(8回)、星 光喩(10)、笛木弘治(19)の皆さんとラウンドしました。
2番、3番ホールでダブルボギーをたたきましたが、6番のロングホールで思いがけずバーディがきて、前半は私としては41の好スコア―で廻りました。
後半の西コースでは、ダブルボギーを4ホールたたき47でしたが、幸運にも6回のダブルボギーがすべて隠しホールに入っており、それが優勝への要因になったと思います。
来年は喜寿を迎えますが、ゴルフで健康づくりに励み、又元気に川越初雁会のゴルフコンペに参加したいと存じます。現役の時に親しくした友人と過ごした楽しい一日でした。このコンペを設営してくれた幹事の皆様に心より感謝申し上げます。益々川越初雁会が盛大になりますようお祈り申し上げます。
堅木堅一(
8回)





秋の散策会が開催されました。



   第三回秋の散策会       宗康(高四十一回 )

初雁会主催の散策会は、これまで春二回行われてきましたが、今回初めて行われた秋の散策会では、校歌に「入間の水の末永し」と歌われた「入間川の水源」を訪ねました。十一月十六日快晴、総勢十七名の参加者一行は九時に川越駅西口を出発し、飯能市上名栗に向かいました。細い林道を二十人乗りのマイクロバスが行き、途中「入間川の起点の碑」を横目にさらに奥へと進み、一時間半ほどで林道の終点(海抜七百m)「ウノタワ」への登山口に到着、そこから水源を目指して十七名全員が沢筋を登り始めました。この秋の多雨により沢の水流が増しているものの、そこには、光が遮られ苔のむす豊かな林床が広がっており、落ち葉を踏みしめながら、やがて三十分程で澄んだ水の湧きだす水源に到着、各々がその水を頂きました。その後、一行は入間川の起点の碑で記念撮影を行い、大鳩園キャンプ場へ戻りバーベキューを行いました。そこでは十三回長島さん特製ほうとううどんを頂き、冷えた体を温めながら、参加者同士酒を交わし、大いに楽しい時間を過ごすことができました。二十九回田中さん楽しい企画をありがとうございました。
〈追記〉入間川の起点を見てから、辺りの落葉樹を中心に豊富な樹林帯を眺め、校歌にある「入間の水の末永し」は当分確保できるだろう、との見通しを確認しました。また、最近シカの増加で表土が流失し、森林崩壊を起こす山が増えてきたが、この山塊はその危険が今のところ感じられない。それを水源まで行き全員で確認しました。





第三回定期総会が開催されました




第三回定期総会は平成25年9月7日(土)に川越氷川会館で行われました。第1号議案から第5号議案まで滞りなく議事進行が行われ無事終了しました。第5号議案で役員の改選が行われ新会長に岩堀弘明氏が就きました。詳しくはここをクリックして下さい。

総会終了後の記念講演は「ヒマラヤ・マカルー(8,470m)東南稜からの初登頂・登攀隊長」のタイトルで日本山岳会会員 市川章弘氏(高7回)により行われました。又、講演後親睦会が盛大に開催されました。



     
 冒頭に挨拶される関
口会長
 選出された議長
 (長坂副会長)
 司会(加島旧副事務
 局長)
     
 新たに選出された岩
堀弘明新会長
 記念講演  講師 市川章弘氏
     
     登頂写真
     
 講演後の懇親会   司会は高橋副事務
局長
 
     
 乾杯の発声は石山
副会長
 校歌斉唱  閉会の挨拶(加島篤
人新副会長謙新事
務局長)





川越初雁会ゴルフ同好会第三回ゴルフコンペが開催されました。


   平成25年4月23日(火)に飯能グリーンカントリークラブで催されました。

優勝者=
 新井義生(第19回卒)
  第三回ゴルフコンペ優勝者 新井 義生 (高19回)寄稿

  ゴルフ同好会第三回ゴルフコンペが、平成25年4月23日、飯能グリーンカントリークラブで開催されました。前回コンペは申し込みをしながら体調不良で欠席したこともあり、待望の参加となりました。

 参加者は松本会長を始め大先輩の皆さんで、小生は同窓の笛木君と二期先輩の小松先輩とのラウンドでした。

 高校12回の先輩方の和気藹々としたプレーを後ろで拝見しながら楽しく談笑し、天候に恵まれての一日でした。

 結果発表では、ハンディ14余を戴いた小生が、優勝という全くもって意外な結果となりましたが、これもプレーを共にしていただいた笛木君と小松先輩の手取り足取りのご指導の賜物と感謝しております。

 さて、スイングとかパッティング等々はさて置き、当日驚かされたのは若々しい先輩方の姿でした。

 当日参加の岩堀事務局長は小生よりも11歳上、参加人員が最多の12期の先輩方は小生よりも7歳上でありましたが、グリーンを軽やかに歩んで行く姿を目の当たりにして、小生も斯く在るべしとは思うものの、果たして先輩方のお歳になった時に自分はどうだろうかと考えること頻りでありました。

 年の差こそあれ、同じ学び舎に青春の一時期を過ごした者同士の初雁会のコンペは極めて有意義で楽しいものでありました。

 改めまして役員、幹事の皆様のお骨折りに心から感謝を申し上げます。







平成25年春季散策会(平成25年4月13日・飯能市郊外)


4月13日に開催された春季散策会には27名が参加しました。当日は飯能市郊外の名所旧跡を巡り最後に名栗湖前の「川高初雁の森」を見学し、傍らのさわらびの湯で温泉と料理を楽しみました。


 


   
午前9時に川越駅前をバスで出発して 10時過ぎに吾野宿に到着しました
 

吾野宿の中心にある「独楽(こま)の館  (古民家)です」 


 
     




独楽(こま)の館の大河原館長は川高の卒業生でした。館の歴史を語って下さいました


 
     
 館は現在人は住んでおらず、アートギャラリーとしていました


 続いて天覧山下にある飯能市の名刹の「能仁寺」に行きました


 
 
   
寺ではご住職の萩野映明氏より、約1時間に渡り楽しいお話を伺いました




住職と握手しているのは本日の参加者の中で最高齢の方です。90数歳と聞きました。大変お元気な方でした



 萩日吉神社奥の大カヤ。
 推定樹齢1,200年




     
 気さくな住職で寺を案内して下さいました


 寺の庭は見事な日本庭園でした




 
     
 次に秋の紅葉で有名な「御嶽山」に向かいました。この時期は新緑が見事でした

 新緑の神社内をしばし散策しました



 
     
 ここは名栗橋です。県内最古の鉄筋コンクリート製のアーチ橋。大正13年に造られた長さ31.4m、幅3.9mの橋で県有形文化財に指定されています

 本日の目当てでもある「川高初雁の森」です。かなりの傾斜地にあります。面積は約2ヘクタールくらいとの事です。途中まで植樹が済んでおり、いずれ上部にも植樹を行うそうです  
     
川高初雁の森は名栗湖に面しています 



 14時。本日最後の目的のさわらびの湯に到着しました



 
     
ここは天然温泉です。大浴場や露天風呂やスチームサウナがあります 


 一風呂浴びてから宴会を行いました。乾杯の音頭は岩堀事務局長が行いました  
     
少し遅めの昼食でした 



 16時までの2時間多いに飲み、語り、料理を楽しみました。そして最後は川
越駅前で17時に解散しました
 





講演会が開催されました。


講演会(3月23日)

 ●場所 川越高校同窓会館
  ●参加者:51名



講師は粂原恒久(高二十回、蓮馨寺住職、川越観光協会会長)


演題「蓮馨寺を中心とした江戸、大正、平成の街並みと未来の観光」。元禄川越藩地図によると、町割りは北から南端の旧十ヶ町の亀屋菓子店迄で、蓮馨寺はその南に位置している。絵図によると喜多院に次ぐ寺領と二十石の領地を有していた。明治二十六年の大火 で檀林寺院は全焼した。
 その後「くらづくりの町並み」で問屋街は復活したが、明治二十七年に川越駅(現本川越駅)が完成したものの、城下町特有の丁字路ばかりで、商品の流通経路の整備が課題となった。蓮馨寺は現中央通りが寺の真ん中を貫くという計画を苦渋の決断をして受け入れ、昭和八年に開道した。これが発展の礎となった。
 一番街中心の観光から次なる発展のためには、現中央通りの改革のポイントとして、旧鶴川座、旧織物市場跡地活用などが喫緊のテーマである。外国人が求める「和のこころ」を、多くの寺社仏閣が支えるという精神文化を併せ持つ観光都市を目指す、という結語で講演は終了した。



初雁会活動について




川越初雁会事務局

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埼玉県川越市六軒町1-3-10 岩堀建設工業株式会社内